演劇ワーク“魂を純化せよ” のご案内

魂を純化せよ!

 
アングラメソッド。
僕が17年ほど前に考案した、われながらユニークな演技のエクササイズがある。
戯曲(台本)に沿って役を演じていくのだが、その際、社会背景や時代考証、人物の年齢など、いっさいのディテールはまったく気にせず、その人物がその場面でいったい何をしようとしているのか、
ただその一点だけにフォーカスして、そのことだけを演じる。
具体的には、最大限(MAX)のエネルギーを使って、身体をバカみたいに動かし、
生まれて初めてと思うような大声で、出演者全員が演じる。
平たく言えば、超絶オーバーに(クサく)演じるのである。
 
演じる側は、MAXパワーをけっこう長い時間出し続けるので、思考にまったく余裕などなく、羞恥心を感じている暇もなく、無我夢中で取り組む羽目になる。相当にへとへとになる。
が、その様子を見ているファシリテーターの僕は、大爆笑。
そのうち汗だくで演じている当人も、演じながら大爆笑。
猛烈に疲れるのに、腹がよじれるほどに、全員愉快でたまらない。
まるでコントだ。往年のドリフターズよりも過激だ。そんななか、驚くようなことが起き始める。
そこには、魂の動機だけが立ち現れるのだ。
いっさいの言い訳は消え、果敢に人生に立ち向かう強靭な意志だけが姿を見せる。
いま、ここに、生きる自分。
自己の最大限の力を使って挑戦することにより、心が純化する。
その純化した心が、登場人物の、そしてなにより演じる者の、生きる意義を感じ取る。
 
コントのような大爆笑の渦の中、奇跡が起こる。
僕は幸運にも、その素晴らしく美しい状況に何度も遭遇している。
エクササイズ終了後は、みんな人が変わったように、すっきり晴れやかだ。
 
「人間には、自分をつくり変える力がある」
「創造性の最高のものは、”自分が変わること”だ」
(脳科学者:茂木健一郎さん『演劇は生きる力!』より)
 
心を純化するとき、身体を使うしか方法はない。
身体を使えば、細胞が喜ぶ。
細胞の喜びが、魂を透明にしてくれる。
 
「私はいま、なにを感じているのか」
直感を信じ、魂の目的に邁進する。
それが、自分をつくり変えるということなのかもしれない。
演劇は、私たちにそのことを教えてくれる。
 
2023.02.22
Noah

Noahの、3つのワークショップ

私が経験したNoah’s World
 
演劇と一言で言っても、実際その世界は無限に広がる宇宙のように、多種多様な可能性をもっている。
 
その中で、Noah演劇は、まさに際限のない「愛」の洪水を情け容赦なく浴びて、気づけば自分では全く気付く事が出来なかった才能を開花させるマジックだ!
 
他の芸術がそうであるように、演劇の世界に社会的な常識、良識などの当たり前とされる概念は通用しない。
お芝居の中では、「ただそこに存在する」ことしかできない。
お芝居で人から好かれようとすれば非難を受け、親切であろうとすれば、人との関係が壊れる。
 
Noahは真っ直ぐに演劇を生きてきた。
そうする事によって、私以上でも以下でもない等身大の私を常に生きる事になる。
 
彼の演劇の世界を共有する事で、人は否が応でも自分自身の本来の姿に直面する。
そして、本来の自分を捻じ曲げるのではなく、素直に受け入れて輝かせるための人生へと自ずとシフトさせようとする。
 
一言で言えば、まるで魔法にかかったように、化けの皮が剥がされ、本来の自分の姿に戻り、生き生きとした人生へとシフトさせる効果が抜群にあるという事だ
 
Saarahat
 
【日程】  
3月15日(水) 13:30~16:45

4月の日程
4月4日(火) 開催予定 

※以降は決まり次第ご案内いたします

【会場】
東京都目黒区内を予定

※お申込みのあった方に直接ご案内いたします

【参加費】
1回につき 13,200円(税込)

~お申込み方法~

以下のフォームよりお申込みください

お申込み〆切

3月15日(水)開催→3月13日(月)まで
 
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