ゲルニカ誓約の木🌲

皆さんこんにちは！
バスクの旅もいよいよ幕を閉じ始めました。

最後の仕上げにかかっています。
参加して下さった皆さんは、たくさんの困難、試練を乗り越えて、新しい自分に気づこうとしています。

その姿はとても勇敢です。
一人一人の表情がどんどん変化しているのを感じます。

さて、ここ、バスクに来て様々な気づきがもたらされた事はいうまでもありませんが、
私たち日本人は、これからリラ人が残してくれた大切な叡智を受け継いで、
長い間実現する事ができなかった新しい地球の楽園を実現する事を約束する時が来ました。

昔はバスク人は文字を持たない民族でした。
実は文字を持っていても使う時が限られていたのです。
しかし、だんだん文字を使う特別な意味を理解する人たちが少なくなってしまい、やがてバスク文字=リラの文字は失われてしまいます。

この大きな理由の一つは、木という叡智の存在の元で交わされた約束は、絶対に違える事ができない事を理解していたので、誓約書などは必要がなかったからだと言えるでしょう。

この写真は、その昔、議会で決議した事を皆が守る事を見守ってくれた初代の誓約の木から数えて5代目となるまだ若い木です。

ここにも、リラ人が伝えた智慧を見る事ができます。

リラ人たちは、植物が私たち以上に高度な智慧をもち、叡智をもって私たちを導いてくれる存在だという事を知っていた証です。

さて、皆さんはこの木に何を約束できるでしょうか？

2023.09.26Basqueにて

Saarahat